シリアスダイエット 撮影班より

シリアスダイエットを開発スタッフ共々続けております。ご愛用の方どうもありがとうございます。
スタッフも順調に体脂肪を取り除けています!
およそプログラマーからかけ離れた体を手に入れるために!

さて今回はシリアスダイエットに使う写真を撮りに行った撮影班がお伝えします。

ある日の夜のこと
「シリアスマン、明日は雨だそうだ。例の雨滝を撮影に行きたい。出れるか?」
「うーん、来週の方がいいですが・・・」
「なるほど・・・・」

ターゲットは日本最高の跳ね滝とも言われる、七折の滝。
迷う二人。私は口火を切った。
「私は素人だ、しかし、風景写真家ならこう言うだろう 明日も行き、来週も行けと!」
「・・・・分かりました」

翌日・朝。地元の情報がキモとなる。出発前に電話だ。
「はいこちら観光課!」
「――七折の滝は、今日も跳ねていますか」
緊張の瞬間である。
「大丈夫です」
「ありがとうございます!」
こうしてシリアスマンを拾い、我々は岩手県花巻市・早池峰に向かった・・・・・・

―現地。まさに林道。山奥である。

->七折の滝2.2km

当然「熊出没区域」である。一応リスク回避のために、やたら頑丈な一脚(杖のような形をした撮影道具)と棍棒のような三脚をシリアスマンと構え、林道に向かう。
2人とも剣道経験者ではあるが、所詮は熊を想定してきたわけではない。
「絶対に片方を置いて逃げない、なるべく刺激しない」
この意識を徹底して山に入る。
片方を置いてでも逃げるのは緊急避難だろう。しかし、あまりに「かっこわるい」のである。
我々はそんな大人になるために生きてきたワケじゃない。そうだろう?
――そう信じたかっただけかもしれないが。

michi
かなり険しい山である。小さいが増水したら危険だな、と思える流れがあった。
背筋が前日のトレーニングでやたらきしむ。
「コンビニが欲しいな、そうだ、ミニストップがいい。ベンチ付きの。」
「まだ500メートルも歩いてないッスよ」
シビアな突っ込みをするシリアスマン。

滝の音が聞こえてきた頃。恐ろしいモノが目に入る。
「ちょっと待て!なんだこれは!」
私は思わず足を止め、声に出した。
「うおおっ・・・・!」
同時に声を上げるシリアスマン。

まるで誰かのいたずらのように山道脇の石に置いてある動物の頭骨。
もちろん我々は持って行ってないし、見つけてセッティングしたわけでもない。本当だ!

「いますかね?」
私のくだらない問いにシリアスマンが答える。
「わからないけど何かいますね」
そりゃそうだ。
「熊がこんな真似をするのはあまり知識にないが・・・・」
2人とも警戒を密にするが、滝の音でよくわからない。

途中波乱があったものの、見事に滝に着いた。
「うおおっ・・・・・・!」
「これが!」

nanaore日本最高の跳ね滝とも言われる 七折の滝。

「あまりに素晴らしい」
「来週にしなくて良かった・・・・」
こうして2人は満足の末、撮影して帰った。凄い霧が出て来たのである。
霧滝も良かったかも知れないが、熊を近距離まで視認できない恐怖もある。
安全第一、効果第二。無事が万事だ。

こうしてシリアスダイエットのレベル壁紙にまた新たな一枚が追加されたのである。

今回は撮影班の様子でした。
いかがだったでしょうか。シリアスダイエット、是非お楽しみいただければと思います。