サービス復旧見込みについて

東京出張中の、技術全般を担当する者です。
3月11日の大地震ですが、最終的には東北関東大震災、あるいは、東日本大震災という名前になりそうですね。
関東というのはおそらく茨城県北部あたりを指しているのでしょう。
東京は極端に言えば、避難訓練みたいなものでした。

ウェブ魚拓のデータ保管用サーバ、およびウェブ石碑のサーバは、宮城県の七ヶ浜町に設置されていました。
揺れは震度5強だったようですが、津波の被害にさらされました。
海水浴場が名物の町でしたが、海辺にあった家や車は流され、町の中のほうにあるスーパーマーケットの建物に刺さっていたそうです。

現地は今でも、電気、水道、ガス、下水道、ゴミ収集などのインフラが断たれていると思われます。
漠然とした不安ではなく、切実な問題です。
電波状況や回線も不安定ですが、まず携帯電話の充電も難しい状況かと思われます。
固定回線のインターネットは当然無理です。

現地の者から、地震当日と数日後の二度、メールを受け取ることができました。
その際に、もしサーバが浸水を受けておらず、もし宅急便が利用可能なら、HDDとSSDを取り外して発送するようにと返信しました。
このメールさえ向こうで読めているかわからず、現在のところHDDとSSDは届いておりません。
現地でのガソリン補充が十分可能になるか、仙石線の仙台-多賀城間が復旧したら現地に行くことを考えています。

ということで、復旧のめどはたっていません。
また、データが復旧可能であるか、喪失してしまったかもわかっておりません。

という状況になります。
幸運を祈って頂ければ幸いです。