今年の痛み

このエントリーは pyspa Advent Calendar 2019 の最終日の記事です。
業務には関係ありません。読み物としてお楽しみいただければ幸いです。


皆様ご健勝のことと思います。
今日はクリスマスです。
おそらくはもみの木を彩るイルミネーションのように明るい気持ちのところ、大変申し訳ございませんが、内容は今年の痛みのまとめとさせていただきます。

以下、肉離れが多いのは運動競技のためある程度仕方ないものとお考え下さい。
☆の数は痛みです。
– ・・・ノーペイン
☆・・・まあまあ
☆☆・・やるね
☆☆☆・ウエー

1.尾てい骨の右近辺の肉離れ ☆

トレーニング初めの1月3日にバーベル・スクワットで順調に4セット目に入ると、いきなり切れた。
詳しくない方に説明しておくと、ある程度の年齢に達しているトレーニーなら軽度の肉離れはよくあることで、たいてい風邪の方がしんどい。

対応:軽度の肉離れの対応は、1週間後から軽度の運動を再開し、2週間から3週間で本来の運動に戻していけばいい。

感想:今年も平常運転

 

2.肺炎と喘息 ☆

1月も終わりに差し掛かった頃、やや長引く咳を呼吸器内科で見てもらうため病院に向かう。以下はその時の医師とのやり取りを簡潔にまとめたものだ。

医師「血液検査を見ると、あなたは肺炎だった可能性が高いね」
自分「ちょっと待ってください、普通にバーベル担いでスクワットとかしてたんですが」
医師「うん、筋量があると症状がほとんど無いとか、そういうことがあるみたいだね」
自分「筋量」

医師「で、あなたは喘息だね。これはだいぶ古いね」
自分「喘息!なんか違う意味でイヤですね」
医師「うん。自転車の選手がなぜか9割喘息ってことになってる国もあるけど、あなたは正真正銘の喘息」
自分「クレンブテロールとか処方されちゃうんですか」
医師「いや、出すのは競技でも問題ないやつ。心肺が重要になるような競技なら使う人もいるかもしれないね」
自分「しかし喘息ってこんな感じなんですか 一時期酷いことはありましたが正直ただの咳なのかなと」
医師「うん、筋量があると症状がほとんど無いとか、そういうことがあるみたいだね」
自分「筋量」

これ年取ったらヤバそう・・・

対応:呼吸器内科と筋量

感想:ノードープ

3.VisualStudioで右前腕を肉離れする ☆

肉離れは何も運動中だけに起きるものではない。最後にわずかな力でとどめになることがある。これには単に怪我というより、筋膜に溜まったゴミの掃除のような側面があると踏んでいる。

対応:通常の運動による日常生活が(略

感想:新陳代謝2019肉離れ8.0

4.ハチに刺される -

庭の木を切っていたところ、ヴヴンと飛び出してきたハチに刺される。
彼らのタゲは正確で、かなりの距離を逃げたものの作業者の私の左手を正確に刺してきた。
こうなると、毒を絞り出すしかない。やりたくねえ・・・

対応:親指と人差し指でバシッと毒出し

感想:筋力

5.スクワットで左僧帽筋が肉離れする ☆

対応:1週間後から軽度の運動を(略

感想:僧帽筋が切れるときの音はバリエーション豊か

6.扁桃炎 ☆☆

喉がむちゃくちゃ痛くなり、熱が40度出て寝込んだ。
これでアームレスリングの大会に出れなくなって参加費だけ丸損という憂き目に。
診察を受けると、どうも扁桃炎らしい。

自分「扁桃取ったらしたらどうなります?」
医師「取っても代わりに腫れてくるやつが現れたりする。しかも結構多い」
自分「なんて悪いやつ・・・」

対応:アズレンスルホン酸ナトリウムでこまめにうがい

感想:うがいするようになってから今まで結構あった喉の痛みが無くなったラッキー

6.両親指の付け根の過労 ☆☆

今年はやけにテレビ撮影が入った。
テレビ撮影というものは一回出て一回何かして終わりということは少ない。
大抵何度かリハーサル撮影があり、本番撮影があり、予備撮影があり・・・
本番に出てくる前にすでに疲れてることさえある。なので一段階余裕を持った試技のものが多いが、それでも疲れるものは疲れるのである。

テレビのオファーというのは一週間もないようなタイミングでいきなり来る上、上記のように結構大変ため、基本「すいませんが・・・」とお断りさせていただいているのだが、彼らも結構頼み方が上手で・・・?

対応:2カ月親指だけひたすら休ませる

感想:いろいろ言われますが私の場合お金はもらえます

6.起立性低血圧 ☆☆☆

私はもともと貧血気味ではあったが、あまりに貧血感がひどいため診察したところ、起立性低血圧という持病があることが明らかになった。立ち上がるだけで急速に下がる血圧は6回測って3回、計測不能に。

これはかなりしんどい。立つたびに中距離ダッシュ後の苦痛が来るような感じで、唇は震え、蒼白になり、意識は不鮮明。心臓にアーモンドつまり、みぞおちに「何か」の衝突を受けたような感じになる。
この「何か」はある程度のプロボクサーのボディーブローより回復に時間がかかるもので、洗濯物を畳むだけで2時間半必要なこともあった。

私の場合はほぼ家の中でしか発生せず、そのうえ寒い時期はあまり問題がないし、仕事にはほぼ全く問題はない。また、遺伝的に元も低血圧なので血圧をあげる薬を使える。(効果はさておき)
思春期によく見られるらしいけどこれは学校だと大変だろうな・・・

自分「最大のリスクは筋力低下による歩行困難などとありますが」
医師「うんあなたの筋量でそれは無いね」

対応:筋量

感想:筋トレしかねえ

7.広背筋の肉離れN回 ☆

正確に覚えてないけど2~3回ほど・・・

対応:1週間後から軽(略

感想:慣れ

8.左肋骨近辺の肉離れ ☆

これは不幸にもアームレスリングの全日本大会のちょうど一週間前というタイミングで起きた。
軽めだったため、どうにか一週間で慣らし、大会に出たわけであるが・・・
※私はもともと筋トレで受けたケガにはなるべく痛み止めを使わない

対応:気合い

感想:うーん不幸

9.アームレスリングのやりすぎによる両上腕の疲労 ☆☆☆

アームレスリングは相手あってのものであり、成り行き上やりすぎになることはどうしてもある。今回は練習後50時間以上、動悸と息切れが続くほどの痛みを伴った疲労だった。筋膜が伸びちゃいけないところまで伸びちゃった感じ。結局、最終的に疲労感が引くまでの時間だけで3週間。
単純な痛みとしてはペイン・オブ・ザ・イヤーを差し上げたい。
驚くべきことに、今年最大の痛みはケガや病気ではなかったということになる。

対応:焦点が合わない目玉をひん剥いて口呼吸で耐える

感想:まさにオーバートレーニング

10.膝の痛み ☆

スクワットをすると左膝が痛むようになった。
これはおそらくだが、ホンダの1200㎏くらいの車を持ち上げようとしたときに生じた違和感がそのまま残り、ケガになったのだろう。
トレーニングにいそしむエンジニア諸氏でスクワットを欠かさず行っているなら、1000kgのフィット程度なら案外持ち上がるかもしれない。以下にやり方を示す。道具は必要ない。

1.前のドアを開ける。
2.後部の窓を開ける。
3.前のドアを開けたところに背中を向けて、スクワットの際バーベルを当てているところに車のボディの上部戸当たりをあてがう。膝が程よく自然に曲がるはずだ。
4.後部の空けた窓に手を通す。
5.クオータースクワットの要領で上げる

対応:休む

感想:オウンリスク

11. 肩の痛み ☆☆

左手を特定の角度で上に上げると肩がかなり痛い。
強くグリップした状態でのトレーニングのし過ぎと考えられる。
かつて似たような痛みを経験済みだが・・・

対応:気持ちいい範囲で動かす

感想:ちょうど肉離れに飽きてきたところだったぜ

12.腹部の右側の肉離れ -

デッドリフトを引いているとピキッとおなかに違和感。
どうやらちょうど呼吸と被るところで、息を浅くしかできなくなった。
常にちょっと苦しい・・・

対応:体幹を使わない種目にスイッチ

感想:2019年はまだ終わらない

さて、皆さまはクリスマスの本日、予定はいかがでしょうか。
最高のバーベルコントロールが出来ることを心からお祈りしています。
メリークリスマス。