人の身のままならなさ

本エントリは当社代表におけるpyspaアドベントカレンダー2017最終日のものです。
(特に事業内容には関係ありません)
(※pyspa Pythonなどに関係する可能性をもつかもしれない何かについて温泉で語る技術者クラスタ)

はじめに

去年から今年にかけてpyspaでは出産で育児を始めたり、ジムに行く人が増えてきて、それらにかかわるエントリーも増えてきました。相続放棄にかかわる異色のエントリもあります。
しかし、クリスマスですので、強引に買い物を絡めたいと思います。

移植とイスと腰

様々なエントリがありましたが、人間、いろいろなことがおきます。

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これは移植の際、組織の適合性をしらべるためのキットです。この度、ドナーとして提供を検討することになりました。
口の中をWhatmanというスワブでこすり、それを乾燥させ、機関に送付するだけです。とても簡単です。
(最近の話ですので、検査結果はまだ返ってきてません)
つくづく人の身はままならないものです。

さて、ままならないものとして、腰があります。
私も父の一族が職種に関係なく全員腰が良くないので、必要以上にケアをしなければなりません。
その腰を評価する種目にスクワットがありますが、なんとなくpyspaでスクワットを見る機会が増えてきました。やはり、不安になるフォームの事が多く、フォームの練習だけでは必ずしも修正できないのではないか、という気配を感じることもあります。意識的な領域で修正してもスクワットができないということは、将来的に何か問題が起きる可能性が高くなり、ただでさえ穴が開いたバケツから筋肉を漏らしながら突き進んでいくデスクワーカーにはよろしくありません。この問題は名うてのトレーナーに高度なセッションを受けて徐々に修正していくのが好ましいですが、クリスマス向けに大した手間がかからず、モノを使うちょっとした修正アプローチをご紹介します。

デスクワーカーでイスに長時間すわると腰が丸まりがちになる、デッドやスクワットの一番下で腰の角度が保てない、などの症状がある腰に軽度の不安がある人向けです。

(以下は説明のために超長文を書いていたのですが、読んでいただく方の通常の契約の通信量では足りないのですべて消して短くしました。本当に残念です!)

・できるだけ座面が平らなイス(3000円でもよい)に背もたれを使わず浅く腰掛けます。
ラクナール(http://amzn.asia/eW23nCI)を付けます。(サイズに気を付けること)(アフィリンク)
・仕事をします。背骨は適切なS字で、胸が反ったりしないこと。呼吸は腹式だけに偏ったりしないこと。たまに背骨の角度を保ったまま膝を上げ下げしたりすると吉。
・疲れたら休みます。ただし休みっぱなしにならないこと。

簡単にいうと以上です。
恐ろしく単純なので様々な類似商品が出ていますが、違いは判りません。

このラクナールは昔から持っていたのですが、最近改めて理学療法士のトレーナーからも勧められたので紹介しておきます。
適切な緊張の再教育になるので、若干の頑張りが必要になるでしょう。
※あくまで十人十色であろう状態に対して一つ案です。

デッドリフトやスクワットが意識的なフォーム修正だけで正確にできないことはそんなに珍しいことではなく、特にデッドリフトは一流とされるトレーナーの間でもさまざまな意見が飛び交います。

「たとえば足の小指をタンスにぶつけて、直ったらまたタンスにぶつけるか?デッドリフトってのはそれほどバカバカしい種目だ」
「デッドリフトができないだって?なら、君の夢はあきらめることだね」

たかが地面に落ちているものを拾うだけなのに、つくづく、人の身はままならないものです。でも説明不要なスクワットに並び、デッドリフトも大事な動作です。たとえば部屋の片づけや育児中など、あなたは数万レップを行うことになるでしょう。今は軽いものかもしれません、でも・・・?

さて、皆様の今日のご予定は?私は背中の日です。一緒に引っ張りましょう。
メリー・クリスマス。